筐体を見つけたら必ずプレイをするべき名作ゲーム『ダライアス』

『ダライアス』といえば往年のゲームファンを唸らせる傑作。

遊んだことはないけれどその名前だけは知ってる、そんな方も多いのではないでしょうか。

ただ、今やシューティングゲームといえば家庭用ゲームやスマホなどでいとも手軽に遊べる時代。

そうした時代において『ダライアス』というゲームの真の「物凄さ」を、果たしてどれだけの方が存じ上げていることでしょう。

私が『ダライアス』というゲームの存在を知ったのは、当時のゲーム雑誌にネタとして掲載されていたこの投稿イラスト。

ファミコン通信1987年No,8より

あまりにも気持ちが悪くて、強烈に心に残ってしまいました。

同時に『世の中にはダライアスという物凄いゲームがあるらしい』『そしてそれは眼球が増殖してしまう程のめりこんでしまう中毒性を持っているようだ。』と理解したのも事実。

ところがこのゲームはなかなか家庭用ゲーム機に移植されず、当時小学生だった私にとっては縁遠い存在。

90年代に入ってようやくCD-ROM2という高いスペックの家庭用ハードウェアがでて、そこで初めて『ダライアス』の移植版に触れることができたのですが、個人的にはやや微妙な印象だったのを覚えています。

PEエンジンCD-ROM2版:スーパーダライアス(1990)

まあ、面白いといえば面白いけれど、横スクロールのシューティングゲームであればグラディウスやファンタジーゾーンといった名作があるしなあ…、といった感じ。

そこまで騒ぐほどの面白さだろうか、と。

で、そのまま個人的に『ダライアス』を知った気になってしまい、その後も特に興味を掘り下げることはありませんでした。

がしかし、つい先日、初期のダライアスのアーケードゲーム筐体に出会うことができ、驚愕!

このゲーム、3つの画面を結合した独自の筐体となっていたのです。

しかもボックス状のシートは重低音がびりびりと響く爆音体感。

操作卓にはヘッドホンの接続口も。

ようするにこのゲーム、筐体一体型の体感ゲームに近い仕様となっていたのです。

知っている方からすれば「何を今さら…」ということになるのかもしれませんが、いや実際、家庭用ゲーム機でダライアスを体験し、「分かったような気になっていた」方、意外に多いのではないでしょうか。

実際にプレイしてみると、3つの画面をまたいで弾道が吹っ飛んでゆく様は暴力的な迫力。

ヒトの視野角をフルに駆使したシューティングはなんともいえない臨場感。

またこのゲームのもう一つの特徴である音響については、特にボス戦になると顕著に発動。

警報とともに重低音が尻に背中にガンガン響いてくるのでテンションもMAX!

この体感はなかなかの中毒性。先のゲーム雑誌のネタは的確に要点を抑えている。

ダライアスの筐体が世に出たのは1986年のこと。

今ではなかなかお目にかかることが出来ないかもしれませんが、もし見かけたら絶対プレイするべき“作品”です。

ちなみに私がプレイしたのはレトロゲームを数多く設置していた川崎の某アミューズメント施設ですが、 残念ながらそちらも昨年もって閉店してしまい、この筐体に出会えるチャンスは日々減りつつあるようです。

もしこの筐体を目にすることがあればコイン投入必須!

特に!ダライアスを家庭用ゲーム機でしか遊んだことがない方は大きな損失ですので是非、この体感を味わっていただきたいと思います。

それにしてもこうした筐体が日々失われ、そのゲームが真の姿と異なる形で遊び伝えられてゆくのはなんともいえないものがあります。

ゲーム筐体も後世に残すべき文化遺産としてどこかに集約されるべきなのではないかと切実に感じます。

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